一昨日、家族で紅葉を見に向島百花園に行ってきました。
向島百花園は、花が咲く草木鑑賞を中心とした花園として江戸時代に開園されました。
昭和13年に、所有者から東京市に寄付され、翌14年に東京市が有料で公開を開始。
昭和20年3月の東京大空襲で全焼しましたが、昭和24年に復興して現在に至っているそうです。
ちなみに、昭和53年に文化財保護法により国の名勝・史跡に指定されました。
開園当初は360本の梅が主体でしたがその後、万葉集など中国・日本の古典に詠まれている有目な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになったそうです。
春には桜やアヤメ、ミツバアケビが。
夏には花菖蒲や紫陽花などが咲きます。
秋にはヒガンバナや紅葉、秋の七草(ナデシコやオミナエシ)なども楽しめます。
冬にはスイセンや梅、フクジュソウが咲きます。
このように、一年中楽しめる向島百花園のことを紹介していこうと思います!
最寄り駅
一番近いのは、バス停の百花園前。
都営バス 亀戸‐日暮里(里22)徒歩2~3分。
電車の場合は、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)東向島駅から徒歩8分。
または、京成電鉄押上線の京成曳舟駅から徒歩13分。
駐車場は無いので、公共交通機関で行ったほうがいいですね!
開館時間
午前9時~午後5時。入園は午後4時30分まで。
イベントが開催されるときなど時間延長が行われる場合もあるそうです
入園料
大人150円・65歳以上70円。
小学生以下及び都内在住・在学の中学生、身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付き添いの方は無料でした。
無料公開日は、みどりの日(5月4日)と都民の日(10月1日)の2回があります。
年間パスポートもありました。600円。65歳以上の年間パスポートは280円。めっちゃ安いな~!
食事ができるところ
売店
軽食だったりレストランのような食事ができるところではありませんが、珈琲・甘酒が販売されていました。主人がここの甘酒を飲んでいました。
他には、絵葉書や一筆箋、押し花のしおりなどのお土産が販売されていました。
御成座敷
園内で唯一食事ができる趣のあるお座敷です。
食事の提供などのサービスは茶亭さはらさんが受け持っており、必ず予約が必要になります。なんと6か月も前から予約ができるそうです。
会席弁当やおでんなどしっかりとした食事に、サンドイッチやおむすびの軽食もあります。お茶菓子もあるそうです。
飲み物も、ビールやウイスキーなどのアルコールに、ウーロン茶やコーラ、サイダーなどのジュースもあります。
御成の間・中の間・芭蕉の間の3部屋があります。御成の間と中の間は襖を外して大きな1部屋として使うこともできるとのこと。
ここでたくさん書くよりも、茶亭さはらさんのサイト(下記のリンク)を見ていただいた方がわかりやすいと思います!
お部屋の種類や利用時間、利用料金、料理など詳しいことが載っています。
園内でしてはいけないこと
ペット(動物)を連れての入園
園内の植物を採取すること
敷物を使うこと
お酒などを持ち込むこと など
園内のパンフレットなどで確認して楽しみましょう!
その他
オムツ替えができるところはありません。
授乳できるスペースもありませんでした。
近くに授乳室を備えている施設もほとんど無いように感じました。
乳児と一緒に行く際は、授乳ケープを持っていくなど準備が必要となります。
そして、ベビーカーではなく抱っこひもで訪れることをオススメします!
道幅が狭いところがあるし、砂利道もあってベビーカーは押しづらいかも・・・。
ちなみに、百花園のすぐ横に小さな公園があって子供を遊ばせることができます。
最後に・・・
オムツ替えや授乳のことを考えると小さい子供を連れていくには、思ったより準備が必要となってきますが、四季それぞれの植物に触れさせるにはとてもいい場所だと思いました。
入場料もとても安くて家計に優しい(笑)
次は、フジの花の棚を見てみたい!!
向島百花園に行ってきた記事はこちら↓