いよいよ紅葉の季節になってきましたね!
2019年11月12日、宮内庁より令和初となる皇居の乾通り一般公開を行う発表がありました。
令和初ということもあり、乾通りの一般公開に合わせて大嘗宮の参観もできるとのこと。今まで以上の人出になりそうですね!
そこで今回は、過去に行ってきた内容も含めて乾通りの一般公開のことなどを紹介していきます。
普段は見ることができないとてもきれいな景色を見ることができますよ!
一般公開に備えて少しでも参考になればと思います。
2020年の乾通り 一般公開は、新型コロナ感染拡大防止のため実施されないことが宮内庁より発表されました。
まずは乾通りについて
一般公開は上皇陛下の傘寿(80歳)を記念して、平成26年に初めて行われました。
樹木の植え替え工事のために中止された年もありました。
普段入ることができません。
事前の申し込みはいらず、公開時間内に行けば入ることができます。
春の桜の時期と秋の紅葉の時期に、坂下門から乾門までの約750mある乾通りが一般公開されます。
入口は坂下門だけで、乾門または東御苑のほうへの一方通行となっています。
公開日と時間帯
2019年秋の一般公開の日程は、11月30日(土)から12月 8日(日)までの9日間。
入門する時間は午前10時~午後3時と決まっています。特に今年は、とてもたくさんの人が訪れて長い時間並んで待つことになるかもしれないので、時間には充分余裕をもっていった方がいいですよ!
今回は令和初ということで、大嘗祭の中心的儀式「大嘗宮の儀」のため皇居・東御苑に設けられた大嘗宮も参観できるとのこと。
大嘗宮の公開は、11月21日から12月 8日。一般公開が終わったあとは取り壊されるそうです。
乾門は午後3時半までに、東御苑は午後4時までに出ましょう。
2017年に行ったときの様子
駅から坂下門のほうへ歩いていると、お手洗いが設営されています。
ちゃんと手を洗うこともできるようになっています。
地面は砂利ですが、写真の色が少し変わっているところは車椅子の方やベビーカーでも通りやすい道になっていました。
セキュリティーチェック
進んでいくと、白いテントで警察官による手荷物検査と金属探知機をかざすボディーチェックがあります。
ショルダーバッグやリュックなどは、予め開けておいて前に抱えておくと少しスムーズになると思います。
先に手荷物検査を受け、その後にボディーチェックでした。
車椅子の方やベビーカーで来た人は別にセキュリティーチェックを受けられるようになっていました。
手荷物検査で言われたこと
お昼ご飯の時に使う、娘の食事を切り分けるときのハサミを持って行ったのですが、鞄の奥に入れておくように指示がありました。
娘のお茶をストローマグに入れて持って行きましたが、その場で一口飲むように指示がありました。
何か飲み物を持っていると、その場で少し飲むように言われると思います。
坂下門を通り抜けて
セキュリティーチェックを終えて坂下門を通ると、まず宮殿の入り口が少し見えて、すぐ宮内庁の建物が見えます。
セルカ棒は使えません。
誰でも分かりやすいように表示されていました。
そのまま進んでいくと、蓮池参集所の近くにお手洗いと授乳室・オムツ替えのスペースが設営されていました。
写真のマークが少し見づらいですが、白いテント授乳室とオムツ替えのスペースです。
乳児を連れたご家族でも安心して訪れることができます。
局門や富士見多聞などの見所を楽しみながらさらに進むと、乾門へ向かうルートと東御苑に向かうルートの分かれ道になります。
分かれ道の看板のアップ。
乾門へ向かうルート
分かれ道を真っ直ぐ進むと乾門に着きます。乾門までは割と近いように感じましたが、トウカエデなど紅葉している木が多くて見応えがありました。
乾門の左側にはお手洗いがあり、オムツ替えシートがあり車椅子の方なども利用できる多目的トイレもありました。
乾門を抜けると、迷子案内・落とし物の取り扱いなどの臨時案内所が設営されていました。
乾門ルートはここで終わりとなります。
東御苑に向かうルート
分かれ道を右に曲がり、西桔門を渡って坂道を上がっていくとすぐに東御苑に着きます。結構キツイ坂に感じました。
坂を上がり切ったところです。ここのすぐ近くにお手洗いもありました。
一方通行となっているので、ここから乾通りには戻れません。
ちなみに、東御苑の天守閣跡の近くに出ることになります。
東御苑に向かうルートはここで終わりです。
ホームページでも確認を!
実施期間や入門時間、禁止事項などが細かく載っています。
皇居乾通り一般公開についてはこちら↓
皇居東御苑についてはこちら↓
最後に・・・
分かれ道で個人的にオススメなのは乾門に向かうルートです。
紅葉している木もこちらの方が多く見られるのと、乾門を出てすぐにある北の丸公園でも紅葉を楽しめます。
でも!今年は大嘗宮の参観もできるので東御苑のルートがオススメ。
大嘗宮の参観もするなら、乾通りの途中にある分かれ道で必ず東御苑ルートへ進みましょう!東御苑ルートなら、大嘗宮の参観ルートに合流できるとのこと。
乾門を一度出てしまうと、逆行できないため大嘗宮の参観ルートに戻れません!乾門を出た後に「やっぱり大嘗宮も見学したい!」となったら、再び並んでセキュリティーチェックを受けて坂下門から入ることになると思います。
乾通りの参観経路と大嘗宮の参観経路の詳細は、宮内庁のホームページで確認することができます。
混雑を避けるならやはり平日に訪れるのが良いですね!
過去に、土曜日と平日に行きましたがどちらもほとんど並ぶことはなかったです。(人は多かったけど!)平日のお昼時がいちばん行きやすいと思います。
今年は平日でも人がめっちゃ多そう…でも、今年も絶対行く!
今年の乾通りは、大嘗宮も参観できてより特別な一般公開となりそうなので、ぜひ訪れてみてくださいね!
では(^^)/
紅葉の様子などはこちら。