訪問ありがとうございます!
いきなりですがマグロは好きですか?
子供から大人まで、大好きなお寿司のネタのひとつだと思います。
そんな人気のあるマグロがたくさん泳ぐ姿が見られることで有名な水族館『葛西臨海水族園』は、広すぎず子供にとっても見やすい水槽が多いから水族館デビューにもオススメ。
ベビーカー事情や授乳室・子連れでの食事についてなども含めて、親目線で紹介していくので参考にしてみて下さいね!
正門から水族館内は意外と遠い
駐車場やJR葛西臨海公園駅から5分くらい歩いて、水族園の正門に到着!
今までは来園予約が必須だったけど、現在は来園予約が不要とのこと!
正門を通るとすぐ右側にお土産屋さん『AQUA SCAPE』があるので、横を通り過ぎていきます。
青い柵があるので、道なりに進みます。
営業時間が11時30分から17時までのお土産屋さん。
場所は正門のすぐ横。
平日は休業で、土・日・祝日のみの営業。
屋根のある場所で、サーモグラフィーによる検温があります。
ちなみに、ここにコインロッカーと授乳室もありますよ。
少し横にずれたところには、テーブル席と自動販売機もあるので、ちょっとした休憩スポットとして利用するのも良さそう!
検温では特に声をかけられることも無く、先へ進みます。
検温所のすぐ隣では、マグロのオブジェと背比べができますよ(^^♪
だいぶ前は、チケット売り場の横にあった気がする…。
娘は毎回このオブジェと写真を撮ってるので、見比べて成長を感じるのもまた楽しみのひとつ。
さらに、チケット売り場まで道なりに沿って進みます。
チケット売り場の横には、マグロとペンギンと一緒に写真が撮れるフォトスポットがあります。
ここではスタッフさんが、ガチのカメラで撮ってくれますよ!有料で。
お値段は忘れちゃったけど…。
最近よく見る、気に入ったら購入するスタイル。
訪れた記念に一枚いかが(^^?
チケット売り場でも検温器・アルコール消毒が置いてあるため、新型コロナ感染対策がしっかりしている印象がありました!
チケットは、窓口と券売機どちらでも購入できます。
窓口では、現金以外にもクレジットカードや交通系ICでもOK。
券売機は、現金とクレジットカードのみ利用OK。
入園ゲートの方を向いて左側に、ベビーカー置き場がありますよ。
チケットをスタッフさんに見せて…
いざ!入園!
入園して正面すぐに階段が登場するけど、両サイドにスロープがあるからベビーカーや車いすでも安心!
あとはガラスドームに向かって直進!
ガラスドームに近づくと、さらにまた階段登場(笑)
でもご心配なく!この階段の手前にまたスロープがありますよ!
左側のスロープを使うとエレベーター前に出ます。
ベビーカーや車いすで入館する場合、このスロープ横のエレベーターを利用することになります。
そしてこのガラスドーム前の階段は、オススメフォトスポット。
段差を利用すれば、ガラスドーム全体が簡単に映せるからね。
青空が広がった日には、とても映える写真が撮れますよ(^^♪
ガラスドーム周りは噴水池。
奥に東京ディズニーリゾートと海が見えて、いい景色を楽しめますよ!
ちなみに私は、見るたびに毎回ディズニーリゾートに行きたい気持ちが湧き上がってる(笑)
ドーム内では、鳥のフンが落ちてくることがあるらしいから要注意!
ドーム内には展示などは特に無く、エスカレーターがあるのでそこから水族館内に入ります。
この写真、2020年7月のときのやつだからソメイティとミライトワの旗がある…(笑)
ちょいちょい古い写真が混ざってるからね(^^;
このエスカレーターは、幅が狭いから子供連れのときは尚更気を付けてね!
ベビーカーを広げたままでは利用不可だから、ガラスドーム外のエレベーターを使うかベビーカーを畳んで利用してね。
マグロで有名な水族館!
葛西臨海水族園は、1989年に開園して30年以上もたくさんの人に愛されている水族館で世界中から集められた約600種の海や川の生きものを観察できる場所。
なんと私と同い年!
背丈の低い子供でも見やすい水槽やクロマグロが群泳する姿が有名なアクアシアターなど、好奇心をくすぐられる展示があるので楽しみながら学べますよ!
設備が充実している2階
エスカレーターを降りてきて最初に目にするのは、シュモクザメなどが泳ぐ水槽なんだけど2022年3月末に訪れたときは改修工事のため閉鎖…。
他には案内カウンターや授乳室、コインロッカー、トイレ・多目的トイレに情報資料室などが揃っていました。
案内カウンターに声をかけると、授乳室が利用できるとのこと。
トイレにはおむつ交換台が設置されているため、赤ちゃん連れでも安心!
1階に降りるには階段しかないので、ベビーカーだとちょっと大変かも。
ちょっと薄暗いし吹き抜けになっている水槽に目を奪われて、階段で足を滑らさないように気を付けて!
実は…水槽のほうに夢中になって2回くらい足が滑りそうになったことがあるよ(笑)
順路の最後(2階)には、ぬいぐるみや海の生きものに関連したおもちゃ・本やお土産用のお菓子や文房具類などが販売されているギフトショップ『アクアマリン』があります。
世界や東京の海の生き物がいる1階
1階に降りてくるときにも目にする、吹き抜けの水槽のアクリルガラスは分厚くてその厚さは26cm。
入っている海水は2,200t!
まあ「泳ぐのが止まったら死ぬ」って言われてるクロマグロがいる水槽だもんね…そりゃ大量に海水がいるし、その水圧に耐えなきゃいけないからアクリルガラスもそりゃ厚くなきゃいけないよね…。
2,200tとか想像がつかない…!
ちなみにこのアクリルガラスの実物が情報資料室にあって、触ることができますよ。
世界の海
沢山の水槽が並んでいて世界中から集められたお魚たちを観察できる、やや薄暗い場所。
推しのお魚を見つけてみるのも楽しいですよ!
めっちゃ大きいタマカイ。娘はちょっとビビってて可愛かった♡
私の推しお魚の1種『ウィーディシードラゴン』。
ゆらゆらしている姿が可愛くて、なんか癒されるんだよね~。
2019年7月に孵化して育成に成功したとのことで、日本中で初めてなんだとか!
他にも、ディズニー映画”ファインディング・ニモ”で有名なカクレクマノミやナンヨウハギ、深海の生物や北極・南極の生き物も見ることができますよ。
マグロが泳ぎ続けるアクアシアター
アクアシアターでは、ぐるっと囲まれたような水槽になっていて、マグロが群れで泳ぎ続ける姿を観察できます。
前は黄色のテープが無かったんだけど、2022年3月末には貼られていました。
建物工事で大きな音や振動に、マグロたちが驚いてアクリルガラスに衝突するのを防ぐためだそうです。
きっと工事が終われば、テープも無くなるはず。
階段状になっている座れる場所があるから、ちょっと休憩がてらゆったり見るのも良き。
自然に近い様子が見られる渚の生物
マグロのアクアシアターから順路通りに進むと、波打ち際を模した大きな水槽が現れます。
海みたいに波が起きて潮が満ち引きするため、自然近い形で観察できるのが特徴。
水槽に沿うように小さな階段があるけど、そのすぐ横の通路がスロープになっているから、ベビーカーや足がちょっとしんどい人とかも安心。
潮の満ち引きは、10時から11時・14時から15時は干潮、それ以外の時間は満潮と同じ様子になるとのこと。
(雨天など干満の動きを停止する場合あり)
生きものたちの様子も干満で違うみたいだから、今度行ったときには見比べてみたい!
順路をさらに進んでいくと、ヒトデなどが見れる小さな水槽が並ぶ『しおだまり』や生き物たちと触れ合える『タッチンフィーリン』があるんだけど、新型コロナ感染対策のため休止中となっていました。仕方ないけど残念…。
国内最大級のペンギン展示場
屋外だし開放感も相まって広く感じるかもしれないけど…確かに広い!
オウサマペンギンやフェアリーペンギン、イワトビペンギンにケープペンギンがたくさん見れますよ。
水槽の横には階段があるため、水中の様子も観察できて良き。
モニター画面もあるから、抱卵中のペンギンの様子などをリアルタイムで観察することもできます。
階段しかないから、ベビーカーだと大変かも…。
何度か行っているんだけど、一度だけペンギンコーナーの掃除中に遭遇!
(階段を降りたところね)
「こんな風に掃除してるんだ~」って、私も娘も興味津々…からのペンギンちゃんが娘をガン見(笑)
娘が顔を動かすとペンギンも顔を動かしていて、めっちゃ可愛くて笑ったわ~(´`♡)
水槽内の水を抜くのも満たすのも、めっちゃ時間かかりそう!
再び館内へ
順路を進むと、東京の海に住む生き物たちを観察できる水槽が並ぶ場所に出ます。
今までの館内とは打って変わって明るいし、床の近くまでアクリルガラスがあるため、子供にとってもかなり見やすいはず。
水槽の上部には通路があって、複雑そうな装置や水槽を上から見れるようになっていました。
たまに飼育員さんが居るよ。
上部通路は階段だけで幅もそんなに広くないから、ベビーカーで上がるのはキツイと思う…。
それに装置とかが多いから、赤ちゃんにとってはあまり面白くないかも。
期間ごとに変わるイベント展示もあって、大人も子供も楽しみながら学べますよ。
館内最後の展示は海鳥!
エトピリカとウミガラスの2種類が暮らす様子を観察できます。
エトピリカが泳ぐ姿を見れることも!
このエリアのモニター画面では、抱卵する様子をリアルタイムで見れます。
スロープがあるから移動も楽。
エトピリカがいる水族館ってあまり無い気がする…。
お腹が空いたらぜひここへ!
順路の最後に位置するのが、館内にあるレストラン『シーウインド』。
前回の記事で紹介しているので、詳しいことはこちらからどうぞ↓
お弁当持ち込みOKでお子様メニューもある、赤ちゃんや幼児連れでも利用しやすい広いレストランですよ!
水辺の自然エリアはのんびりとした雰囲気
さてさて、館内を見た後ガラスドームから出ると「さあ帰ろう!」ってなるじゃん?
ところがどっこい、実はまだ水族園は続きます。
とはいえ、きっと疲れとかもあるだろうし絶対通らなきゃいけないわけでもなく、『水辺の自然』エリアは見学するもしないも自由。
ガラスドームを出て、チケット売り場のほうへ戻ってそのまま真っ直ぐ進めば『水辺の自然』エリアを通ることなく最短ルートで帰路につけます。
『水辺の自然』エリアへは、チケット売り場の方へ戻った途中の右側にある脇道のほうへ進めばOK!
水辺の自然エリアに入るとすぐ、芝生が広がるお弁当広場があるから、晴れた日にはここでレジャーシートを広げてのんびりとピクニックするのも良さそう(^^♪
淡水生物館に行くまでの道にある、水辺にすむ生き物たちのクイズに挑戦!
クイズはこんな感じの3択で出題。
娘と「あれがこうで…こうじゃない?」みたいに話しながら答えていくのが結構楽しかった!
問題は全部で8問。
答えは、淡水生物館の出口に掲示されていますよ。
回答を書く用紙とかはないため、自分の選んだ答えを覚えておかなきゃいけないのがややネック。
でも、答え合わせでは問題・選択肢・解答・解説が載ってるから「この問題の答えはこれにしてたよね!」とか話して思い出しながら答えが確認できるから、娘とコミュニケーションを取りながら学べて面白かった!
水の中にいる生き物以外にも、水辺にすむコウノトリやタンチョウなどの鳥も見学できますよ。
水辺の鳥を観察した後に、淡水生物館へ。
階段で少し降りたところにあるけど、ちゃんとスロープもあるのでベビーカーを広げたままでも楽に入ることができますよ!
館内はとてもシンプル。
池や沼、渓流などに住む生きものたちを観察できました。
カエルとかイモリなどの両生類も少しいたよ!
水族館のメインの方と比べたらちょっとサッパリしてるからか、人が少なかったし娘もサラッと見るだけでおしまい(^^;
淡水生物館を出た後は、小川が流れていたり木々に囲まれている自然を感じながらのんびりとお散歩して出口へ。
正門のところに出られるようになっています。
水辺の自然エリア内は舗装された一本道だから、よっぽどなことがない限り迷子とかは無いと思う…。
段差はほとんど無く階段があるところはスロープがあるから、ベビーカーや車いすなどでも見学しやすいと思います。
体力や時間に余裕があれば、ぜひ『水辺の自然』エリアも訪れてみて下さいね!
子連れで行ってみて…
赤ちゃんや幼児連れで行こうとなると、持ち物や館内の様子の把握などいろいろな準備をした方が安心だと思います。
そこで、娘が2歳とか結構小さいころから子連れで何度も行ってる親の目線でまとめてみました。
あくまでも個人的な感覚なので、ご参考までにどうぞ!
ベビーカーを開いたままでも移動が楽!
水辺の自然エリアも含めて葛西臨海水族園全体がそうなんだけど、ほとんどの階段の近くにはスロープがあるし、通路幅もそんなに狭くないから移動が楽。
ガラスドーム外にあるエレベーターを利用すると、水族館の1階に行けるけど2階には行けません。
ベビーカーを開いたまま2階へ行くときには、順路の最後にあるレストラン『シーウインド』の近くのスロープを利用することになります。
ベンチが多い!
館内も屋外もベンチがたくさんあるから、ちょっと座って休憩したいときに便利。
子供が「疲れた~」って言う時とかにもありがたい。
授乳室やおむつ替えができる場所はあるの?
授乳室は、館内では案内カウンター・屋外は水の広場にあるレストハウスの2カ所のみ。
案内カウンターの授乳室を利用するときは、受付をすればOK。
オムツ交換は、トイレ内にあるおむつ交換シートでできますよ。
基本的に園内のどのトイレでもおむつ交換できるけど、淡水生物館内のトイレは行ったことがないからちょっと分からない…。
子供との食事はどうする?
園内で食事をする方法は2つ。
- レストラン『シーウインド』の利用
- お弁当を持って行く
本館1階にあるレストラン『シーウインド』には、お子様メニューが1品だけあります。
ある程度食べられる幼児ならお子様メニューを注文すればいいけど、赤ちゃんとか離乳食期を終えたばかりの子供となるとそうもいきませんよね。
でも、持ち込みできるから離乳食や自分の子供の食べやすい物を持って行けばOK!
メニューには、うどんとか取り分けてあげられるものもありますよ。
2つ目の方法の”お弁当を持って行く”なら、食べれる場所は基本的に2カ所。
一つめは、水辺の自然エリアのお弁当広場。
晴れてる時ならロケーションも良きだし、レジャーシートを敷いてピクニック気分を楽しめますよ!
もう一つは、レストラン『シーウインド』。
レストラン内でお弁当を食べるときの注意点は、決められた席を利用すること・スタッフさんに声をかけること。
レストラン内のお弁当OK席はもちろん、テントデッキの一部は屋根があるため、雨が降ってる時にも便利。
テラス席でもお弁当を食べられます。
過去に一度、娘と一緒にテラス席でお弁当を食べたのもいい思い出(´-`♡)
規模がちょうどいい
子連れとなると、あまりに広すぎたりすると親も子供も疲れちゃうよね。
でも葛西臨海水族園は、広すぎず狭すぎず丁度良い規模の水族館だと個人的には思ってる(笑)
八景島シーパラダイスや鴨川シーワールドなどの大きな水族館と違って、イルカやアザラシ・アシカなど大きな生き物はおらずショーや餌やり体験などがありません。
飼育員さんの解説や小さな磯の生き物たちに触れながら観察できる、エンターテインメントな面より学びの面のほうを重きに置いている感じ。
2022年6月現在、ふれあいプログラムや一部のガイドは休止中。
他の水族館と違って、ショーなどの時間を気にせずに自分のペースで見て回りやすいですよ!
詳細情報
場所とアクセス
場所は東京都江戸川区臨海町6-2-3 。
電車の場合…
最寄駅は、JR京葉線 葛西臨海公園駅。
もしくは、都バス・京成バス 葛西臨海公園の停留所。
駅・停留所から水族園正門までは、徒歩約6分ほど。
車の場合…
公園内の『葛西臨海公園駐車場』へ停められます。
普通車で、1時間300円。
以後20分ごとに100円。
月曜から金曜は、入庫後12時間最大で1,200円。
土・日・祝日は、最大料金の適用がありません。
駐車場から水族園正門までは、徒歩5分ほど。
開園時間
9時30分から17時まで。
入園券の販売と入園は、16時まで。
入園料
- 一般:700円
- 65歳以上:350円
- 中学生:250円
- 小学生以下:無料
年間パスポートは、一般:2,800円・65歳以上:1,400円。
都内在住・在学の中学生は無料。
- みどりの日 (5月4日)
- 都民の日 (10月1日)
- 開園記念日 (10月10日)
休園日
- 毎週水曜日
水曜日が祝日・都民の日にあたるときは、その翌日が休業日。 - 年末年始
12月29日~1月1日
その他
- 園内禁煙 (喫煙所なし)
- フラッシュ撮影NG
- 園内での動植物の採取NG
- コインロッカーあり
- ベビーカーレンタル無し
- おむつ交換台あり
- 授乳室あり
- 自動販売機あり
公式ホームページ
最後に…
長々と紹介してしまったけど、子連れや赤ちゃん・幼児の水族館デビューにオススメな理由をまとめてみると…
- スロープも多く、バリアフリー化されている
- 広すぎず狭すぎず、丁度良い規模
- 授乳室・おむつ交換台がある
- 水族園内で食事ができる
- 入園料が安い
…とまあ、こんなところかな。
水族館で人気のあるイルカやアシカなど大型の生き物はいないけど、その分いろいろなお魚や生き物たちをじっくりと観察できる良い水族園ですよ!
私は行くたびに、心地よい疲れを感じながら帰ってる(笑)
では(^^)/